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人妻援護会コラム

2025

01.10

Fri

日刊デリヘル経営・援護会コラム『アダルトグッズの歴史』①
「世界最古のディルドっていつの時代にできたんだろ?」
言われてみれば、「へえ、知りたい!」となるのが『アダルトグッズの歴史』ではないでしょうか。
最古のアダルトグッズは紀元前26000年までさかのぼると言われています。
太古の昔から現代まで、アダルトグッズの進化の歴史を3回に分けて、ご紹介します!
〇紀元前28,000年 最古のアダルトグッズは「ホーレ・フェルスの石器」
「最古のアダルトグッズ」として知られているのは、ドイツ・ウルム市近郊のホーレ・フェルス洞窟遺跡で発見された石器ペニスです。

皆さん、石器時代を想像してみてください。マンモスを追いかけたり、洞窟で火を囲んでいるイメージが沸くのではないでしょうか。
そんな時代に、長さ約20cm、太さ3cmほどの、まるで人間の実寸をそのまま再現したかのようなサイズの石器ペニスが作られていたんです。表面はツルツルに磨きあげられており、古代の人たちがどれほど丁寧に作り上げたかが伝わってきます。

プレジャーアイテムだったという説、儀式で処女膜を破るために使われていたという説など、諸説ありますが、この石器ペニスは、火打ち石としても使われていた実用品だったそう。古代の人々にとってプレジャーアイテムは生活の必需品でもあったようなのです。おもしろいですね。
〇紀元前69〜30年 クレオパトラと「蜂のバイブレーター」
世界三大美女と言われるクレオパトラ。彼女は知性も美貌もかねそろえた女性でしたが、それだけではなく性的な探求心でも並々ならぬものがありました。
なんと、クレオパトラは自分のために性具を作らせていたのです。しかも彼女が開発したのはバイブレーター。もちろん、電気などない時代ですから、どうやって『バイブ』させたのかというと……答えは“ハチ”です。

クレオパトラは数十匹のハチを閉じ込めたヒョウタンを召使いに用意させ、振動を得るためにそれを叩いて使ったそうなのです。暴れ回るハチをあそこに入れるなんて、まさに命がけのプレジャータイムですね!
〇630年代~:日本に伝来したディルド
ついに630年代、日本にもアダルトグッズが伝来します。
遣唐使たちが中国から日本に持ち帰ったものの中に、青銅製のディルドが含まれていたんです。
当時のアダルトグッズは今のような快楽目的だけではなく、むしろ宗教的な意味合いが強いものでした。
仏教が日本に広がり始めたこの時代、『性欲を制御すること』が精神修行の一環とされていました。そのため、アダルトグッズは煩悩を鎮める道具として使われていたのです。

例えば、ある僧侶が性欲に悩んでいる時、それを抑えるためにそっと別の僧侶からアダルトグッズが差し出される……というイメージでしょうか。アダルトグッズが禁欲のサポートをしていたというのが興味深いですね。

ちなみに、当時のアダルトグッズは青銅で作られていたのですが、青銅は当時、とても貴重で高価なもの。上流階級や僧侶のような特別な立場の人たちでしか手にすることができないシロモノでした。

これは憶測ですが、青銅でできた美しい装飾のほどこされたディルドは、持ち主の品格を表すような役割だったのかもしれませんね。
〇さいごに
アダルトグッズの歴史を振り返ると、その時代ごとの人々の価値観や文化が鮮やかに映し出されているのが、とても興味深いですね。
次回は、いよいよ日本に「アダルトグッズ」という概念がどのように輸入され、広がり、そして独自の進化を遂げていったのか、その歴史を深掘りしていきます!

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